憧れのYAMAHA FG-150「赤ラベル」

中学生の頃、初めて買ったギターは、名古屋スズキの7,000円の小振りなボディのフォークタイプだった。

当時、お金持ちの友人Tがヤマハのフォークギターを持っていて、なんていい音がするんだろうと、羨ましく思った。

たまたま、某オークションで、ヤマハのFG-150「赤ラベル」がジャンクとして格安で出品されていたので、思わず買ってしまった。

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全体的に、見た目は打痕、すり傷が半端ない状態だったが、基本的に演奏上必要な部分はしっかりしており、ネックもロッドを廻してみると、ほぼストレートになった。

シリアルナンバーは7桁で、13XXXXX。調べてみると、1970年代初めのギターらしいのだが、さすがヤマハさん、しっかり作られているギターだなという印象を受けた。

5割位残っているフレットを磨いてサビを落とす。

緑色に錆びていたペグを取り外して磨いてみると、パーツはしっかりしており、演奏に問題ない状態まで戻った。

サドルも若干削って、弦高を低めに調整。

ピックガードもFGシリーズの独特な形を再現して作り直し。

弦はマーチンのM1400(昔で言うコンパウンド)Silk&Steelを張ってみた。

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6弦を張り、チューニングのためにペグを締めてゆくと、「何だこの音は!」と言いたくなる様なボディ鳴り。

カラカラに乾いたトップをコツンと叩けば「ウォーン!!!」とサスティーンの伸びた音。

びっくり!

ジャランと弾くと、ジャァラァァァーーーーンと、強烈なサスティーン。

芯の太い音がひたすら外に出て来る。

全て合板で出来ているというのに、そのサスティーンの伸びたサウンドは、確かに他のギターでは効いた事が無い音。

FG-150「赤ラベル」恐るべし!

以前、べつの中古ギターに付属していたヤマハのロケットケースに収納してみると、ぴったり!

ああ、憧れのヤマハFGだ!

何だか嬉しくなって、ケースを開けたり締めたりして、中に入っているFG-150を眺める。

弾かないんだけど、日に一度はロケットケースを開けて眺め、ほっこりしている。

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